主に汚れていくのが靴ですが履かれていていない靴は色が抜けることもあります。
展示品と言う事でおそらく左足だけ店頭に出ていて電灯や日差しによって色が飛んでしまっています。
左右差があるので濃い色に合わせて染料にて染め直しました。
仮に左に合わせて薄くしたい場合は日差しの有る窓際に置いて数年待つ作業になります。
レッドウイング 9010 ベックマン クリーニング リカラー
染め替え後 白ステッチには条件に応じてマスキングをして作業する場合,無しの場合がございます。
染料にて染める場合多少色がステッチにも浸透する場合がありますが今回はご覧の通りです。
バンソン ボーングローブ クリーニング 補色
こちらも黒の部分は色抜け 汚れて白い部分の黄ばみがありましたのでクリーニング後補色
グローブは使用具合が出て色抜けしやすいのでクリームで仕上げるのではなく色を定着させました。
濃淡が無くなるほどしっかり黒くなります。別注の様に指一本以外黒くするのも面白いですね。👍
レッドウイング ベックマン 9013 クリーニング シミ抜き
傷口にクリームで色を入れてしまった場合色味がかなり濃くなってしまう事があります。
元の色味により目立たなさ具合に違いがありますが、こういうオイリーな革は塗ってしまうと味気ない風合いになってしまうので今回はシミ抜き。落ち具合はケースバイケースですのでご相談ください。
レッドウイング ヌバックセッター クリーニング 型崩れ補修
起毛素材の汚れもクリーニングに応じてかなりサッパリします。型崩れもクリーニングと木型の入れ直しによりある程度修正可能です。発色の良い雰囲気に戻りました。
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