ウェーディングシューズは渓流釣りに使う水の中に入る為の靴です。
コケなどの滑りから転倒を防ぐためグリップを持たせるので一般的なソールとは違うものを使います。
今回はお客様からの素材持ち込みにてフェルトで交換致しました。
アウトドアブランドはこう言った専門靴も隠れて存在しているのですが すでに廃盤となっているラッセル製ウェーディングシューズとダナー製 ウェーディングシューズとなります。
ラッセルは元々タウンユース目的のソールにて作られていたのでウェーディング用にミッドソールから交換しています。また水抜きの穴も開いていなかったので穴を開け同じ様にハトメを取り付けております。
ハトメは打ち込む手順上 本来打ち込み不可能な位置ですが今回は裏技にて取り付けました。
ラッセルモカシン ウェーディングブーツ クレープソール→レザーミッドソール交換 フェルトソール修理
レザーミッドソールの外淵にステッチ縫いをという事でしたので複式縫いにて仕上げています。次の交換はレザーミッドソールを残して修理可能です。
ダナー ウェーディングブーツ アウトソール交換
こちらは元々ですがスパイクで滑ってしまうということで、無地のフェルトにて交換致しました。
外してみるとしっかりスパイクが埋め込まれています。こちらも素材持ち込みです。
現在、フェルトは靴の材料では無いため基本持ち込みにて対応しております。
こう言ったイレギュラーな素材は接着での固定が問題無いか一度試験してから加工しております。
交換作業として大変というよりは、実際スポーツなので安全面が一番気になります。その点慎重に作業しています。
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