カンペール 修理難易度は靴によって1から10まで幅広く悩ませます。
基本的にはどこまででも直すことはできますが、本当の意味で根本的に直せないタイプがあります。
パッと見て普通のソールですが、足の入っているところも含めて靴の半分以上が立体的なソールがで出来ています。
そうなると、この素材を活かして補修することは出来ても それ自体を交換することは同じソール材がない限り交換は出来ません。同じ物があればむしろ普通の修理より簡単なのですがサイズ感を変えず立体物を作り出すことは現時点では不可能かと思います。
なのでベースが使えるようであればそれに新しいものを張り合わせて仕上げることは可能です。
修理の限界を感じますがメーカーでは対応していないのでなんとか形に持っていくことも修理の在り方だとも思います。
カンペール vibram スポンジソール オールソール修理 減り過ぎたところは埋めて補修
はき心地も変化なくベターだと思います。
カンペール レザーブーツ レザーオールソール修理
張り合わせのセメント製法でこういった靴は傷んでいるところが多く修理泣かせですが、カンペールだと非常識が常識なのでこれぐらいだと問題有りません。同じような仕上げが可能です。
カンペール ラバーオールソール修理 フラットソール交換
一体型のソールから同じようなシルエットのソールに交換 カーキ色のソールは配給がないので今回はアッパーに合わせて黒となります。なるべく厚みを出さないようそれでいて縫った糸を出ないように選別して加工。ソールデザインの足りない所は革を充ててカバーします。いずれにせよ減ってきたときに部分的に補修出来るように修理致しました。
修理の難しさはこの仕上がりにどう感じるか人それぞれなので悩ましいということです。
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