靴の作りは色々ありますが、オールソール修理は靴本体に負担がかからない訳ではありません。
1 靴底を外すの少なからず力を加えるため アッパーが歪みやすい
2 元の接着剤が効きすぎていると外す際ソールに色々おまけが付いてきてしまう
3 色々固定する際再度釘打ちをしたりするので中底に穴が増える
4 ウェルト靴は出し縫い穴も増えますし、マッケイは元穴を見ながら縫えないので中底が痛みやすい
5 etc..
修理する人は上記の事を踏まえて負担%を減らしながら作業しています。もちろん上記例は過激な表現なので誰にも見つからないようにひっそりと確認しております。
修理費用を抑えて靴に負担が掛からない 様にハーフでオールソール
ヒールは外さず 前の部分から切り落として新しい素材をつけての修理
多分修理で木型がないと、はき心地の保証が最高に難しい 中底とシャンクが無いステッチダウン
ただ 直す だけなら簡単ですが 、靴の原型の中底が無いので外すと靴が完全に ばらけます。そこから全く元に戻すということは出来ないので近い木型と無い頭を在る頭にして直します。靴がゆがんでいるほど頭が大変です。
オールソール vibram4014
ライニングは生地なのでこのまま使うとソールとの接着が弱くなります。(淵周りが浮きやすい)
淵周りを縫い付けて要らない所はカットします。
簡単な修理一つとっても 現時点での私の性格の正確なやり方でございます。