オイルコードソールの427にてオールソールレッドウイング純正に一番近いvibramソールです。
減りやすいトゥ部分に厚みが有り、コード状のナイロン繊維が練りこまれているので削ると繊維が剥き出しになります。
荒めに仕上げるとより強調されますが今回は細かめにて。
ウェルトのステッチはブラウン 全体はアントーンで仕上げています。
最近ブーツでよく見かける、コバを削った断面を荒く仕上げたり削った革焦げをそのままのでの色のムラがある仕上がり。
作業的には荒い方が簡単ですし、これを履き込んだ雰囲気と言ってしまうには少々雑な作業に見えます。
せっかく靴底を直しているなら最初からボロっとした状態よりパリッとした感じでお渡ししたいです。
時間は掛かりますが、私はパリッとした色の統一感のある仕上げにやり甲斐を感じますね。
人も靴も歳をとるのは簡単、逆に若くなることは出来ませんから、わざわざエイジングなんてする必要はありません。