靴製作を始めて随分時間が経ちましたが、作り始めた時と 現在では随分テイストも変化します。
このブーツはtonearmを始める随分前に作ったものです。
この頃はヨーロッパの10s〜20sテイストの靴が好きで(もちろん今も好み) ハトメが多かったり現在使っているゴートレザーを使用しました。
ソールの形も私好みの卓球のラケット型でヒール小さく ウエストをぐっと絞りトゥはクイッとラウンドしています。
さらに遡り 靴作りを始めた頃の靴
やっぱり靴を始めたての時はブランキーニの靴やステファノビ等のイタリア靴はすごい靴に見えて
無駄に製法にこだわって製作した覚えがあります。
始めた時はブランキーニ等イタリア靴が雑誌でも主流だったような気がします。
もちろん今もイカ天の時からブランキーは大好きです。「二人の旅」はたまらないですね。
出し縫いも機械で出来ることを知らなかったのでハンドステッチで作っていました。
ただこういった靴は今では作らないなぁと思う部分が変化ですね。
修理 ウイングチップ レザーオールソール ビンテージスチール
仕事に生きる様に日々変化して行きます。